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天体の試料採取 世界がしのぎ

2020.07.29
天体の試料採取 世界がしのぎ
WikiImagesによるPixabayからの画像 

    ≪7/27日経・科学技術面≫

米、10月に小惑星で 
中国は月へ探査機

10月20日に小惑星「ベンヌ」に着陸し試料取を目指すのが、米航空宇宙局(NASA)の探査機「オシリス・レックス」。'米国版はやぶさ'とも呼ばれる。2016年打ち上げで18年12月に小惑星に到着した。

8月11日に小惑星の高度約40メートルまで接近する最後のリハーサルを予定する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2カ月延期していた。責任者の米アリゾナ大学のダンテ・ローレッタ教授は「(コロナという)課題に直面していてもチームはサンプル採取を成功させると確信している」とコメントする。



将来の宇宙開発も視野

米国は火星探査でもサンプルリターンを計画する。7月30日に火星探査車「パーシビアランス」を打ち上げる予定だ。生命の痕跡を探るため、火星の土壌を採取する。別の探査機で試料を回収し、30年ごろに地球に持ち帰る計画だ。欧州とロシアも共同の探査計画を進めている。

中国にも計画がある。月の試料回収を目指す探査機「嫦娥(じょうが)5号」を20年中にも打ち上げる見通しだ。19年4月には小惑星のサンプルリターンと彗星(すいせい)の探査を組み合わせた計画を公表した。

サンプルリターンは米国のアポロ計画で宇宙飛行士が月の岩石を採取したのが初めてだ。無人のものは旧ソ連のルナ計画が最初で1970〜76年に計3回、月の試料を持ち帰った。小惑星では10年に日本の初代はやぶさが小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に届けた。

地球外の物質を手に入れれば、宇宙の成り立ちなどを探る貴重な手がかりになる。手に入れるには隕石(いんせき)のように地球に飛来したものを回収するか、宇宙から直接持ち帰るしかない。

オシリスは着陸目標を選定する際、安全に着陸でき、科学的価値が大きい試料を採取できる場所を約1年かけて慎重に選んだ。はやぶさ2の責任者を務めるJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「オシリスはライバルであり、同志でもある」と話す。

JAXAとNASAは探査の知見の共有や試料の分析などで協力している。はやぶさ2が着陸した小惑星「りゅうぐう」とベンヌは似た天体で、試料を比較すれば太陽系の成り立ちを突き止めようとする研究に役立つ。

「サンプルリターン」には資源探査や、将来の有人探査の可能性を探る狙いもある。特に将来の有人基地の構想がある月や火星では、宇宙開発の技術力を磨いて世界に存在感を示す側面もある。

先行日本、次は火星の衛星

火星衛星探査計画「MMX」のイメージ=JAXA提供

日本は「サンプルリターン」で世界をリードしてきた。'はやぶさ2'は19年2月と7月に「りゅうぐう」への着陸に成功し、地表や地中の物質を採取できたとみられる。20年12月6日に地球に帰還し、試料が入ったカプセルを地上に届ける予定だ。

さらに火星の衛星「フォボス」に着陸する探査計画「MMX」がある。探査機を24年に打ち上げる。総事業費ははやぶさ2より6割多い464億円を見込む。米欧とも協力するプロジェクトだ。

フォボスで採取した砂を29年に地球に送り届け、衛星や火星の成り立ちを調べる。火星に近い衛星なので火星から飛来した物質もあるとみられる。東京工業大学の玄田英典准教授は「火星本体の物質も米国より早く持ち帰ることができるかもしれない」と期待する。

MMX以降の「サンプルリターン」の計画は不透明だ。宇宙探査の予算も限られる。NASAのオシリスの総事業費が約10億ドル(約1070億円)と'はやぶさ2'の3倍以上もあるように、宇宙大国の米中が力を入れれば優位とはいっていられない。強みを生かしながら、挑戦に値するユニークな探査計画を検討する必要がある。

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